私の失敗談
どうしても留学したかった私は、TOEFLにおいて必要なスコアを取るために、わらにもすがる思いで、ほんとうにいろいろな物を試して見ました。お金も時間も相当無駄にしたと思います。みなさんに私のように莫大なお金と膨大な時間を無駄にしていただきたくないので、私の失敗談をお話します。
英会話スクール
ムダにしたお金 : 約100万円
ムダにした時間 : 約300時間
留学しようと決意して、まず最初に選んでしまったのが、英会話スクールでした。とにかく英語を本格的に勉強したことがなかったので、お金も時間もかけて勉強しようと思いました。私は今は無き、当時最大手の英会話スクールに駅前留学していたのですが、これが大失敗でした。そのスクールでは、TOEFL対策コースがあり、余分にお金を払ってマンツーマンの授業を受けていたのですが、今考えれば、すごく適当な授業だったと思います。
先生はもちろんネイティブの外国人で、当然英語はできました。しかし、みなさんもお気づきのように、TOEFLにおいて話題となるのは、大学教養課程程度の講義や、アメリカの大学生活における会話が多いのです。例えば、そこいらの日本人のお兄さんに日本語の日常会話を教えることはできるかもしれませんが、アカデミックな日本語を教えることができるかというと、ちょっと疑問ですよね。
結局、先生とマンツーマンと言いつつ、教材のCDを流して終わり、とか、教材のテキストを読んで終わりとか・・・。先生、いなくてもいいじゃん!!
はっきり言って、私の英会話スクールは全くTOEFLにプラスになりませんでした。みなさんももし学校に通われるなら、良くその学校の得意分野を見極める必要があると思います。
外国人との会話の機会を増やす
ムダにしたお金 : 0円 ムダにした時間 : 数時間 これも、英会話スクールと同じで、英語圏のネイティブスピーカーと、Hi, How are you? なんて言っていても、TOEFLの役には立ちません。まわりの人が、「やっぱり英語の大変な試験を受けるんだったら、外国人と話をしないと。」なんてもっともらしく言っていたのですが、普通、周りの人は、TOEFLがどんなふうに大変な試験か知りません。日常会話は留学してから、クラスメイト等と思う存分できますから、とにかくそれまでは、試験対策に時間を使ったほうが、ずっと有効です。 まぁ、息抜きやモチベーション維持のためにネイティブの人と話しをするならいいのですが、試験対策として会話の機会を増やすというのは、非効率だと思います。 モチベーション維持のためなら、格安オンライン英会話をやってみるのもよいかもしれません。 |
ご紹介した以外の問題集
ムダにしたお金 : 数万円
ムダにした時間 : 数百時間
TOEFLの問題集はほんとうにたくさんありますが、中には明らかにTOEFLを研究せずに作られているものがあります。まぁ本ですから、1冊や2冊ムダな物を買ってもたいした額にはならないかもしれません、しかし効果が薄い問題集をやることによって、ほんとうに時間をムダにしてしまいます。
私自身、始めの頃は試験の傾向について詳しく知らなかったので、適当に問題集を選んでやっていました。自分でも1番ひどい選択だったと思うのは、CBT(コンピュータ・ベースド・テスト)の問題集をやってしまったことです。知らないというのは恐ろしいものです。
とにかく、限られた勉強時間をムダにしないために、TOEFLのオフィシャルガイド等によって、試験の傾向をよくつかんで、役に立ちそうな問題集を選んでください。ムダな勉強をするくらいなら、遊んでいる方がよほど精神的にも有意義だと思います。
ところで、TOEFLの勉強は役に立つのでしょうか?