Writing セクションで必要なこと
Writing セクションで必要なことは、アカデミックライティングの形をマスターすることと、リスニング能力だと思います。Writing
セクションは、一度コツをつかむと、安定して高得点をとることができるセクションだと思います。
このセクションにおいても、意見の素晴らしさが評価されるわけではありません。もちろん最低限(高校レベル)の語彙力や文法能力はあるとして、一番重要なのは、アカデミックライティングの形に沿って書くことです。特に2問目の自分の意見を書く問題では、この形がとても重要になります。
Writing を強化するために
1問目については、最初に文章が出てきたときに、あまり一生懸命に精読しないことが重要だと思います。というのも文章は後でまた表示されますし、後でゆっくり読む時間があるからです。私も最初のころは、初めから一生懸命読んで、文章の半ばで時間切れになり、講義等のリスニングが始まってしまうという状況が続きました。
まず最初の段階では、何に関する話なのか、さらにどのような項目について話をするのかということだけをつかめば良いのです。
なので、私はいつも、最初に文章が出てきたときは、各パラグラフの1行目だけを一生懸命、完全に意味が理解できるように読みました。こうすることで、文章の細かい部分は分からなくても、概略をつかむことができ、リスニングにおいて何を重点的に聞けばよいのか、分かるようになります。
あとは、リスニングにおいて各項目についてどのように述べられているのかメモをとり、後でゆっくり文章と比較して、その違いを書けばよいのです。
2問目については、アカデミックライティングの形が重要になります。この問題においても、スピーキング同様、自分の本当の意見を探すのではなく、自分の英語能力で説明できる理由を3つ以上見つけることができた側の立場で書くようにしましょう。
これは効果があったのかどうか分かりませんが、私はいつも一番上に題名を付けるようにしていました。これは、TOEFLのオフィシャルガイドの5点の回答例を真似してそうしていました。
その次に自分の意見が賛成か反対か等の立場をはっきり書きます。ついでに、その理由は3つあります、というようなことも書いておきます。
それから理由を3つ、At first、・・・ Second・・・ Third・・・ というふうに理由1つについて1パラグラフずつ書いていきます。これは留学してから知ったことなのですが、1パラグラフには最低4センテンス以上あるのが望ましいようです。(でもTOEFL
iBTのライティングは短いですから、そこまで神経質に4センテンス以上書くことはないと思います。)
最後に、In
conclusion
として、これと、これと、この理由があるから、私は賛成です。(反対です。)みたいなまとめを書きます。
この形を守るだけで、ぐっと得点が伸びます。TOEFLのオフィシャルガイドの5点の回答例をよく見て、真似をすることが高得点への近道です。
私は、形を作るために、まず題名、始めの1文、3つの理由、最後のまとめを箇条書きでパソコンの画面に入力し、それからそれぞれを肉付けするという方法で書いていました。「切り取り」と「貼り付け」ができるようになっているので、とにかくどんどん書いてしまって、最後に必要ならば、編集すればよいと思います。
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